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神山城(こうやまじょう)は、伊勢国飯野郡(現在の三重県松阪市中万町)にかつて存在した日本の城。櫛田川と祓川の分岐点北西に位置する神山(こうやま)山頂にあった。 == 沿革 == 南北朝時代の1337年(延元2年/建武4年)、北畠親房の配下潮田幹景により南朝の拠点のひとつとして築城された。1339年(延元4年/暦応2年)8月、後醍醐天皇の死に乗じて、高師秋が城を囲み攻撃を加えたが、潮田幹景、加藤定有、藤原兼隆らが防戦して、翌月になると城下へ進撃し、愛洲氏の愛洲宗實や鹿海興時らと協力して、立利縄手(現在の松阪市朝見町)において敵を撃退した〔大西源一『三重県郷土史』1939年5月5日、P172、P173 〕。 1342年(興国3年/暦応5年)1月に再び高師秋、佐々木高氏が攻め込んだが、加藤定有、藤原兼隆らが防戦して退けた〔。 1343年(興国4年/康永2年)、北朝の仁木義長らが加わった攻撃により落城し、仁木義長が入城した〔松阪市の史跡10選(2014年8月1日閲覧) 〕。 なお、城の手前には神山一乗寺が置かれ、現在も室町時代に北畠家が発した制札が3点残されている〔71-137 神山一乗寺制札|松阪市の指定文化財|松阪市(2012年2月20日) 〕。 現在の城跡は遺構を残すのみとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神山城 (伊勢国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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